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排卵検査薬による誤判定~偽陰性と偽陽性~

排卵検査薬による誤判定~偽陰性と偽陽性~

排卵検査薬で陰性の判定が出たにも関わらず、実際の体は陽性のことがあります。逆に、判定では陽性が出たにも関わらず、体は陰性のことがあります。それぞれの誤判定のことを「偽陰性」「偽陽性」と言います。

偽陰性とは

体内でLHサージが始まっているにも関わらず、排卵検査薬では陰性と誤判定される現象が偽陰性。体は陽性であるにも関わらず、排卵検査薬が陰性と誤判定してしまっては、せっかくのタイミングを逃してしまうことになるかも知れません。

偽陰性の主な原因は生理周期やLHの分泌量。次の周期の際に排卵検査をやり直せば、正確に判定されることも多いようです。

ただし、複数の周期にまたいで排卵検査を行っても陽性判定が出ない場合には、生理周期やLHの分泌量とは異なる原因が潜んでいる可能性があります。詳細は後述します。

偽陽性とは

またLHサージが始まっていないにも関わらず、排卵検査薬では陽性と誤判定してしまう現象が偽陽性。ちょうど、偽陰性の逆の現象となります。

偽陽性の主な原因は、生殖器における何らかの異常。検査をしている期間中、ずっと陽性反応が続くようであれば、偽陽性の可能性が高いと考えられます。偽陽性の原因の詳細については後述します。

偽陰性が出る具体的な原因

偽陰性が出る原因として、以下の5つが挙げられます。

1.月経周期と検査開始日のズレ

排卵検査薬での検査は、次の生理開始予定日から17日前を目安にスタートさせます。

しかしながら、次の生理開始予定日の計算が間違っていたり、または生理周期が不規則だったりした場合には、正しい検査開始日を判断することができません。

2.排卵サイクルの乱れ

排卵が起こるのは、おおむね生理開始日から14日目です。ところが、何らかの理由によって排卵サイクルが乱れている人は、正しく計算したはずの検査開始日に検査を行っても、陽性を得られないことがあります。この場合、偽陰性というよりも、むしろ本物の陰性です。

排卵サイクルが乱れる原因は、ストレスや体調不良、ホルモンバランスの乱れなど。検査を行うにあたっては、心身ともに健康であることが望まれます。

3.LHサージの期間が短い

LHサージの持続時間は、一般に48時間ほど。ところが中にはLHサージの期間が短く、24時間ほどで終わってしまう人もいます。

LHサージが48時間続くという認識を前提に、ややのんびり検査を行ってしまうと、陽性判定のタイミングを逃してしまうかも知れません。

4.LHの濃度が低い

LHの濃度は、卵胞期で1.8~10.2mIU/ml、排卵期で2.2~88.3mIU/mlとされています。両期間のLH濃度は明らかに違うわけですが、中には排卵期に入っても、さほどLH濃度が上昇しない人がいます。

排卵検査薬は、一定数値以上のLH濃度に反応する装置なので、たとえ排卵期に入っていたとしても、濃度の低い場合には陽性反応を示さないことがあります。

5.排卵検査薬の品質が低い

排卵検査薬の品質が低く、感度が悪くなっていることが原因で偽陰性となることもあります。

排卵検査薬の品質が劣化する主な原因は、粗悪な保管方法。袋を開封したまま放置したり、または、高温多湿の場所に長時間放置したりすると、検査薬の品質が劣化して偽陰性を出すことがあります。

また、個人輸入を通じて入手した海外の排卵検査薬の中には、初めから品質の低いものが紛れていることもあります。あるいは品質以前の問題として、正規品の模造品(偽薬)であることもあります。個人輸入を利用する場合には、信頼できる代行業者を通じて入手するようにしましょう。

偽陽性が出る具体的な原因

偽陽性が出る原因として、以下の4つが挙げられます。

1.妊娠している

妊娠すると、女性の体内ではhCGと呼ばれるホルモンが分泌されます。このhCGの化学構造はLHと酷似しているため、まれに排卵検査薬がhCGに反応して陽性判定を示すことがあります。

多くの場合、日本メーカーの排卵検査薬ではこの類の誤判定を示しません。一方で海外発の粗悪な排卵検査薬の中には、その判定精度が低いためhCGに反応してしまうものもあるようです。

2.子宮内などに何らかの病気がある

絨毛性疾患や多嚢胞性卵巣などの病気を生じている人が排卵検査薬を使用した場合、偽陽性が出ることがあります。

3.不妊治療薬を使用している

病院で処方される不妊治療薬の中には、LHサージを人為的に引き起こす成分や、排卵検査薬に陽性反応を示す成分が含まれていることがあります。

処方薬による不妊治療を並行している人は、医師や薬剤師に相談のうえ排卵検査薬の使用を検討しましょう。

4.更年期に差し掛かっている

更年期に差し掛かると、女性の体の中ではエストロゲンの分泌量が低下しる一方で、LHの分泌量が増加します。よって、更年期もしくは閉経が近い時期に排卵検査薬を使用すると、偽陽性が示されることがあります。

偽陰性や偽陽性への対処法

偽陰性や偽陽性とおぼしき現象が示された場合には、以下の5つの方法で対処しましょう。

1.体の自覚症状を目安にタイミングを持つ

たとえ排卵検査薬で陰性が出たとしても、排卵予定日前に高粘度で水分量の多いおりものが生じた場合には、排卵が近いことを示している可能性があります。あるいは、排卵予定の時期に下腹部痛を自覚した場合には、排卵が起こった可能性がありあす。

排卵日予定前後にこれら症状を自覚した場合には、早い段階でタイミングを持つようにしましょう。

2.改めて検査開始日を計算してやり直す

検査の期間中に連続して陰性が出た場合には、そもそも月経周期がズレている可能性があります。次の生理開始予定日から逆算して検査開始日を特定し、改めて検査を行ってみましょう。

3.複数の周期で陰性が続いたら医師に相談する

複数の周期にわたって排卵検査を行ったにも関わらず、毎回、陰性が出てしまう場合には、LHとは異なる別の原因が潜んでいる可能性があります。速やかに医師に相談するようにしましょう。

4.1日2回の頻度でチェックする

1日1回の頻度で排卵検査薬を行っている場合には、午前と午後などに分け、1日2回の頻度で検査を行ってみてください。LHサージが短い人には有効な方法です。

なお、大半の排卵検査薬では1日2回の使用が推奨されています。

5.48時間以上にわたって陽性が出た場合には医療機関を受診

LHサージが48時間を超えて続くことは、一般にありません。よって、48時間を超えても排卵検査薬で陽性反応が示される場合には、LHとは異なる何らかの病気が潜んでいる恐れがあります。健康を害する重篤な病気を抱えている場合もあるため、陽性が長く続く場合には速やかに医療機関を受診してください。

排卵検査薬では陰性なのに基礎体温は高温期…。なぜ?

排卵検査薬での判定は陰性であるにも関わらず、基礎体温が高温期を示していることがあります。その原因には以下の4つが考えられます。

1.基礎体温の測り方が正しくない

人間の体温は、わずかな要因により大きく上下します。運動直後や食後、入浴後に体温が上がることは分かると思いますが、ストレスを抱えている時にも体温は上がります。

毎日、安定した環境下で基礎体温を測るようにしましょう。

2.風邪をひいている

風邪による微熱の影響で基礎体温が上がっている可能性があります。

3.妊娠している

生理開始予定日から1週間以上経っても高体温が続く場合、初期妊娠の可能性も否定できません。妊娠検査薬も併用して検査してみるようにしましょう。

4.黄体化未破裂症候群

成長したにも関わらず排卵されず、卵胞がそのまま黄体に変化してしまう現象があります。これを黄体化未破裂症候群と言います。黄体化未破裂症候群を生じた場合、基礎体温は高温期を示します。

黄体化未破裂症候群は、子宮内膜症やクラミジア感染、卵巣嚢腫、月経不順の誘発原因の一つでもある恐ろしい病気。症状が疑われる場合には、早急に医療機関を受診すべきでしょう。

不安を感じたら早めに医療機関の受診を

排卵検査薬の使用に際し、何らかの不安や違和感を覚えたら、早めに医療機関を受診するようにしてください。たとえ体に異常がなくとも、不安がストレスとなり、妊娠のさまたげになる恐れがあります。

そもそも排卵や月経周期などは、ご存知のとおり、個人によって大きな差があります。周期日数やサイクルなどは、一つの大まかなモデルと考えたほうが無難です。

排卵検査薬の判定に不安を感じたならば、専門知識を持つ医師や薬剤師に相談し、あなた個人の体に合わせた検査タイミング・検査法を検討してみてください。

【まとめ】偽陰性・偽陽性も理解のうえ妊活に活用を

以上、排卵検査薬における偽陰性や偽陽性に関連した情報を詳しく見てきました。

妊活する人たちにとって、排卵検査薬は頼もしい味方です。正しい使い方を理解し、大いに妊活に活用しましょう。その一方で、排卵検査薬が万能ではないことも理解しておいてください。偽陰性、偽陽性が生じる可能性があることも考慮のうえ、使用に際して何らかの不安があれば、速やかに専門家に相談してみるようにしましょう。